設立趣旨書

特定非営利活動法人 SUGAR PROJECT for DOGS
設立趣旨書

わが国では犬をペットとして飼う人が非常に増えております。
犬と居ることは、私たちを精神的にも豊かにしてくれ、生きる喜びも与えてくれます。
犬は人間の生活の質を高めてくれます。
子どもたちにとっても、生きものを大事にすることは他人への思いやりの情操教育にもなり、高齢者や障害者にとっても犬を相手にすると目が輝き、癒しにもなります。

しかし、一方飼い主の増加とともに、犬への虐待や犬の放棄、人間本位で飼い主として資格をなさない人が急激に増えております。
飼い主への忠誠心の強い犬という生き物にとって、捨てられるということは極めて残酷で犬のみならず人間にも心を傷つける行為です。
環境省の統計によると、平成18年度に飼い主に放棄されたりして殺処分された犬は11万2,690頭となっていますが、把握されていない頭数を含めると20万頭とも40万頭とも言われています。
また、小型室内犬が増えるにつれ、法で決められている狂犬病の予防接種をしていない犬も急激に増えたりして、飼い主のモラルもだんだん落ちています。また、糞尿の始末や騒音など近隣とのトラブルも増えています。

そこで、私たちは殺処分される犬を一匹でも減らすために、そしてよりよい犬の飼育環境づくりのため、飼い主のモラルを向上させる飼い主資格認定、調査研究、情報収集・提供、国内外の専門家や団体のネットワーク構築、相談、講習会・講演会、普及啓発等の事業を行い、犬が人間社会の一員として安心して暮らせる動物愛護の社会の実現に寄与します。

これらの活動を行うにあたって、私たちは、当団体が種々の契約に支障をきたさないために、また、当団体の運営が継続し発展するために法人化することを検討し、特定非営利活動法人を申請することにしました。

平成22年6月3日
理事長 長澤久美子